山梨交通電車線 モハ7形

山梨県・増穂町に保存されている山梨交通モハ7形
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モハ7形は山梨交通電車線で活躍した車両です
汽車製造会社で1948年に製造され1962年の廃止まで活躍

山梨交通廃止後の1963年にモハ7・モハ8の2両が上田丸子電鉄へ譲渡され
モハ2340形として竣工(モハ7=モハ2341・モハ8=モハ2342)丸子線で活躍
1969年4月19日に上田丸子電鉄丸子線全線廃止

1971年に江ノ島鎌倉観光(江ノ電)へ再譲渡
江ノ電ではモハ800形として竣工
(モハ2341(山梨モハ7)=モハ802・モハ2342(山梨モハ8)=モハ801に改番)
2両固定編成の永久連結車とするため各車の連結面となる側の妻面の運転台を
それぞれ撤去して片運転台構造に改造されました
「チョコ電」で活躍し1986年に引退しました

1986年6月に故郷の増穂町に里帰りして現在に至ります
長らく「チョコ電」の塗装で保存されていましたが
現在は山梨交通で活躍していた頃の朱色塗装で保存されています

なお、相方の江ノ電801(山梨モハ8)は個人に譲渡され
静岡県裾野市の十里木高原別荘地内で保存されています